【大阪府】博物館に中量ラック(300kg/段)を壁固定・天つなぎで設置
納品先 :大阪府
スチールラック:300kg/段 30台
オプション :壁固定、天つなぎ、背つなぎ
組立代行 :有り
大阪府の博物館に中量ラック(中量棚)30台を設置しました。
中量ラックは、弊社が販売する業務用スチールラックの中でも頑丈なタイプです。
1段あたり300kgの物を載せることが可能。
今回の設置事例のように5段構成の場合は、中量ラック1台あたり合計1500kg(= 300kg × 5段)の物を載せられます。
資料や収蔵品、専門機器までまとめて保管できます。
地震対策
中量ラックを設置する際は、地震の揺れによる転倒や落下防止を抑制するために地震対策をおすすめしています。
今回は、弊社が提供する3つの地震対策を行いました。
壁固定
壁固定は、中量ラックと壁を固定金具を使ってボルトで固定する方法です。
壁に穴を開ける必要はありますが、他の方法と比べても耐震性が高くなっています。
天つなぎ
天つなぎは、中量ラックの上部をL字アングルでつなげる方法です。
先ほどの壁固定と違って建物を傷つけることなく地震対策を行うことができます。
ただし、天つなぎを行うには、隣り合う中量ラックの「高さが同じ」「水平方向に並んでいる」といった条件を満たす必要があります。
背つなぎ
背つなぎは、背中合わせの中量ラック同士をボルトで固定する方法です。
こちらも建物を傷つけずに行える地震対策となっており、2台の中量ラックを一体化させることで転倒リスクを軽減できます。
組み立て代行サービス
今回設置した中量ラックは、ボルトを1本も使用しないボルトレスラックです。
ボルトで固定するタイプと比べると約3分の1の時間で組み立てられます。
しかし、今回のように30台をまとめて設置する場合は、人員の確保も難しかったり、時間が取れないケースもあります。
そんなお客さまのために弊社では全国対応の組み立て代行サービスを提供しています。
プロの組み立て業者が設置作業を行うため、安心感もあります。
最後に
今回は、中量ラックを博物館に設置しました。
近年、多くの博物館では収蔵品の増加に伴って収納スペースの確保が課題となっています。
中量ラックを導入すれば、縦の空間を活用することで保管効率を最大限高めることが可能です。
また、弊社では本記事でご紹介した「壁固定」「天つなぎ」「背つなぎ」以外にも、お客さまの使い方に合わせた地震対策オプションも数多くご用意しています。
地震対策や効率的なレイアウトのご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
※本設置事例ページで紹介している製品は現行モデルと異なる可能性があります。現行モデルについては製品ページをご覧ください。