【大阪府】レール式移動棚(連結単式・複式/合板フラット施工)
納品先 :大阪府大阪市浪速区
スチールラック:300kg/段 8台、500kg/段 4台
オプション :スロープ
組立代行 :有り
アットスチールよりお問い合わせをいただき、レール式移動棚(移動ラック)を導入いただきました。
レール式移動棚は、床に設置したレールの上をスチーラックが走行できるようにした収納設備です。
スチールラックを手押しで移動できることで、通路スペースを収納棚として活用できます。
レール式移動棚のレイアウト設計
レール式移動棚を設置する際は、効率よく活用できるレイアウトが大切になってきます。
今回は、お客さまより設置場所の図面とご希望のレイアウトをいただきましたので、弊社側で実寸サイズに当てはめて、使い勝手を考慮したレイアウトのご提案させていただきました。
レール式移動棚の実寸サイズは台車の厚みや緩衝材により、スチールラックの外寸より大きくなります。
そのため、スチールラックのサイズやレール式移動棚の仕様変更のご提案させていただくことが多いです。
今回のケースでも設置スペースに対してご希望のサイズが大きく、レール式移動棚の間の通路幅が全く取れませんでした。
解決策として
- スチールラックの奥行サイズを小さく
- 設置台数を減らす
の2つをご提示しました。
積載物が大型サイズであったことから、奥行サイズはご希望のサイズのままで、台数を減らす方向で話を進めさせていただきました。
レール式移動棚の可動パターン
レール式移動棚の可動パターンは「連結単式移動」と「連結複式移動」の組み合わせとなりました。
連結単式移動は、1台の台車にスチールラック2台を横連結。
連結複式移動は、1台の台車にスチールラック4台を横・前後連結させる可動パターンです。
スチールラックを横連結させる場合は、通常の台車より大きめの台車(スーパー台車)を使用します。
次は、連結単式移動で用いる台車です。
連結複式移動の台車は、奥行700mmのスチールラックを2台設置することから合計1400mmの台車となりました。
今までにはない大きさとなったことから台車の強度を上げるために補強桟を加えています。
合板フラット施工
レール式移動棚に台車で出入りができるように合板フラット施工を採用しています。
合板フラット施工は、床面に合板を敷くことで建物を傷つけずに設置することが可能です。
レール移動棚(写真左側)は300kg/段モデル、固定棚(写真右側)は500kg/段モデルとなります。
耐荷重300・500kg/段モデルは仕様が同じことから、見分けがつかないです。
違いは棚板の下に補強桟があるか無いかの違いになります。
耐荷重300・500kg/段で横連結することも可能です。
補強桟を追加購入して頂きましたら、500kg/段モデルとなります。
施工工期は2日間(初日14:00開始、2日目8:30~11:30終了)でした。
U019522
※本設置事例ページで紹介している製品は現行モデルと異なる可能性があります。現行モデルについては製品ページをご覧ください。